網膜裂孔（もうまくれっこう）発症

両眼白内障手術を受けてから間もなく1年が経とうとしていた2020年5月のとある日の夕食時、突然左眼にかすみを覚えた。

新型コロナウィルスによる緊急事態宣言により外出自粛を余儀なくされた今年のゴールデンウィーク、日中のほとんどをアマゾンプライムビデオの映画を観て過ごしていたので、さすがに眼が疲れたのかなくらいにしか思っていなかった。

ところが、次の日も、その次の日も眼のかすみは消えず、それどころか日に日にひどくなっていくように感じた。

左眼だけレースのカーテン越しに見るような感じで、眼を動かすと黒いぶつぶつやモヤモヤが視界のどこかで動いている感じであった。

昨年、白内障手術を受けた私は白内障についていろいろ調べていたので、これは後発白内障に間違いないと思った。

後発白内障は、レーザー治療ですぐに治るとの情報を得ていたので、数日後、眼科（大宮七里眼科）のGW休み明けを待って検査を受けに行った。

診断の結果、網膜裂孔であると告げられた。ひどくなると網膜剥離を起こし、入院・手術が必要となり、最悪の場合失明の可能性もあると言われ、少しビビった。

でも今の段階であればレーザー光による凝固術で孔周辺を固め、剥離の発生を防ぐことができるとのことで、その場で施術してもらうことになった。

麻酔の目薬を点眼後、レーザー用コンタクトレンズを取り付け、レーザー光凝固術が始まった。痛みは全くない。ものの5分程度で終了した。

また3日後に検査のために病院に行くことになったが、ひとまず安心した。

白内障といい、網膜裂孔といい、私は眼の疾患にとりつかれているのであろうか？