Second Lifeのまったり日記(序章)

リタイア後のセカンドライフをまったりと、と思っていたらその前に白内障になるという事件が!セカンドライフに入る前に一足先に日記開始?

白内障手術 左眼も完了 

右眼手術から4日後の2019年5月×日、もう片方の左眼の手術を行った。

当然のことながら前回の右眼の時と工程は全く同じで、手術時間も約20分と同じであった。

ただ、工程を理解しているせいか、今回の手術の方が長く感じた。

相変わらず、眼を動かさないようにと力んでいて、疲れてしまった。

 

私は20代の頃、親知らずを4本全て抜いたが、抜く際あまりにも痛くて、つらくて、4本目を抜き終わったときは、もう一生こんな思いをしなくて済むと思い安堵したことを覚えている。

今回、2眼目の白内障手術が終わったときもそれと似たような安堵感を覚えた。

白内障手術は痛さというものは感じないが、それでも眼の中に何かを挿入されているという感触は伝わってきて、気持ちのいいものではなかった。

できればもう二度とこんな経験はしたくない。

想像するだけで恐ろしいのに、妻は隣の部屋で一部始終を見ている。後で様子を色々説明してくれたが、ほんとによく直視できるものだと感心した(いや、あきれた?)。

 

そして終了後、今回も院長から「手術は全てうまくいきました」とありがたい言葉をかけてもらい、救われた気持ちになった。

 

翌日病院で眼帯を外してもらい、あらためて手術が成功したことを身をもって感じた。

しかも今回は良くなった両眼で見るので、なおさらその見え方の良さに感動した。

裸眼で遠くがこんなにくっきり見えるのはいつ以来であろう。おそらく25年ぶりくらいと思われる。

片眼手術後ではやや見にくく唯一不安材料であった近くの距離も、両眼手術後ではとても見やすくなっていた。

今まで一番見にくかった、というよりほぼ見えてなかった新聞の株価の欄がくっきり見えることに感動を覚えた。

 

診察していただいた院長から、「手術及び今日の検査結果は全く問題ありません。今後の生活において度のついた眼鏡は不要です。」

と言われ、妻と二人でまたお礼を言った。この一週間で院長に何回頭を下げたことだろう。

あらためて、医学の進歩とこの院長の腕の凄さを思い知った瞬間であった。

 

ということで、手術前はいろんな面で不安もあったが、いざ手術が終わって視力を取り戻したことを実感できた時、自分にとってこの3焦点眼内レンズの白内障手術は大成功であったと心から思うことができた。